いや、さっぶー
森には誰もいない
駐車場に車もないのに
ゲートでは$5の駐車料金を取るため
ボックスにメガネをかけたかわいい女の子が一人
この子は一日中
こうやって誰もこない森の中のボックスで一人
ずっと座ってるのだろうか
と思いながら
僕も一人森をただ黙って歩く
いや、さっぶー
森には誰もいない
駐車場に車もないのに
ゲートでは$5の駐車料金を取るため
ボックスにメガネをかけたかわいい女の子が一人
この子は一日中
こうやって誰もこない森の中のボックスで一人
ずっと座ってるのだろうか
と思いながら
僕も一人森をただ黙って歩く
どうしようもなく傷つけられたときは
CDを買い込むといいです
デボラ・ハリー
知ってますか?
ブロンディー(も知ってるかなあ)のボーカルです
実はおとといの地元の新聞に
デボラ・ハリーの記事が載ってたのですが
「62歳!」
これには本当にびっくりしました
ほんと、オフィスの椅子から
ひっくり返りそうになりました
ずっとブロンディーを聴いていて
こんなセクシーで、且つ力強いボーカリストはいない
と思ってたのですが
彼女のソロアルバム
年齢62歳
そんなに年取ってたのか・・・
おばあさんじゃん
でも、この歌声
Amazonで視聴してしびれて
今日HMVで即買い
ぜんぜん変わっていない
セクシーそのまま
彼女はすごい
このジャケットをCDショップで見て
どこか絵に惹かれ
数曲視聴してみた
おっ、なかなかイケる
と思ったんだけどなぜかそのとき買わなかった
で、後になってから
聴きたくてしかたなくなったのに
ケイト・ナッシュという名前を知らなくて
もう探す方法は一つ
CDショップの棚で、このジャケットを探すのみ
ずっとずっとAからZまで
ここ数週間探して眺めて
やっと見つけたよ~
なかなか彼女は才能あります
バンドの音もいいし
そして
HMVの現在ヒット#1
アリシア・キーズ
店で視聴して即買い
ただ端にハスキーじゃなく
このけだるい声
僕はけだるい声に弱いのです
秋~冬のこの季節
ぜったいお勧め
コーヒーと
木枯らし
真夜中に降り積もる雪
そんなシーンにぴったり
さて、3枚を
どーっと聴いて
iPodにも入れて
心は満たされたのだろうか
他の人のブログを読んでいて気がついた
パソコンを立ち上げた
とか
パソコンを開いた
とかなり頻繁にあるのだけれど
みんなパソコン立ち上げが苦にならないのだろうか
自分はパソコンを切ってる時間が
車の移動中だけで
常にOnになっている
一旦切ると立ち上げるのが
ものすごく面倒だ
パスワードを入れたり
ネットワーク接続を待ったり
あの数分間がもったいない
だから、一旦立ち上げたら
使わないときはスクリーンを閉じておくけれど
電源は切っていない
Vistaでは待機中のコマンドがあると聞いたけど
僕のパソコンは会社がVistaを推奨していないので
XPのまま
(というか、最新機種のDellのXPSなのだが
プレインストールのVistaを削除して
XPを新たに入れなおしている)
今日は朝から真っ白雪化粧
きれいなんだけど
車はスリップしまくり
気温もマイナス8度
ほんとうに寒い
でもこれからマイナス20度まで行くから
まだまだこれくらいなら我慢しないと
雑誌 「男の隠れ家」に対して
「女の隠れ家」という雑誌も創刊された
としばらく前の新聞で見た
日本にいたときは
隠れ家的なバーや本屋や喫茶店を持っていて
よく会社の帰りに行ってたが
海外ではそういう場所がない
カリフォルニアにいたときは最悪で
隠れ家どころか
どこにいてもさんさんと輝く太陽に見つめられている
そんな気がした
バーも、クラブも
落ち着いた感じはまったくない
トロントは欧州的なので
隠れ家は多いけど
電車通勤じゃないので
行くのが億劫だ
こういうとき
車通勤は不便
ふらり、と立ち寄ることが出来ない
そしてもちろん
飲んでも運転しなければならないから
気分も変わらない
こういうとき
日本で電車通勤していたときが
懐かしくなる
帰りに梅田でふらりと降りたい
村上春樹が
来年還暦を迎えることを
彼の小説を読んでいるときは
まったく忘れてしまう
それほど
彼の文体は
年齢を感じさせない
若いというのではなく
年がわからない
という感覚
このエッセイは
村上春樹自身
初めて自分自身について
真正面から綴った
というとおり
59歳の年齢と戦う彼がいる
人間は誰でも老いる
これは絶対に避けられない
僕もある年齢を超えてから
老いるという感覚と向き合っている
若いか高齢か
という線引きに
きれいか醜いか
という基準をあてはめれば
それは人それぞれ好みもあるだろうし
うまれつきの問題でもあるから
残念ながら
若くても醜い人がいたりする
僕のもっとも気になる
絶対的基準は
人に不快感を与えるか否か
という線引きだ
きれいでもぶさいくでも
人間、老いれば
加齢臭があらわれ
セキも痰も出る
どうあがいても
老いた人間は若い人間より
不快だ
ただ、それをいかに他の人に
不快感を与えず
自分の中に閉じ込めておくか
これを大事にしたいと思っている
僕は幸い車通勤なので
満員電車に乗ることはないが
「匂い」というものにはいつも敏感でいたい
朝はシャワーをして
軽く香水はつけたい
髪の毛を洗わずに会社に行くのは
絶対にありえない
前の日に焼肉を食べたり
お酒を飲めば
デンタルフロスで歯の間まで磨く
胃の中までは磨けないから
人と近くで話すときには
ガムをかんでいく
そういう注意は
若いときよりは意識して気をつけている
若いときは
そのまま
ばたん
と寝て、起きてすぐ会社にいっても
あまり不快感は与えなかったが
いまはそうはいかない
いくつかの儀式のステップも
だんだんと増えてくる
しわが増えても
歯が抜けても
少なくとも
隣の人に迷惑がられない老い方
そうありたいと思う
ずいぶん前だが、さらさらと書けるボールペンを探していた。
アメリカのショッピングモールの文具店の女性は
それはウォーターマンであると言い
僕はそのとき、ウォーターマンのボールペンを買った。
神戸ナガサワ文具店の男性店員によれば
それはモンブランであり
胸ポケットから抜き出したモンブランを試し書きさせてくれた。
ウォーターマンはたしかにすらすら書ける。
だけど、完璧なすらすらではない。
紙によって、すらすら度が落ちるときがある。
モンブランはどっしりとインクが乗るけれど
すらすら、さらさらではなく
ぬめぬめ、こってりという感じで
もっと、力を抜いてどこまでも書けるボールペンが欲しかった。
京都伊東屋の文房具コーナーの女性は
カランダッシュのボールペンインクは
三千円もするのですが
これでないとダメだという指名のお客様が多いんです
と話してくれた。
そうだ、カランダッシュはいろんなところで
もっとも書きやすいボールペンだと言われている。
実はそのときカランダッシュは買わなくて
1年後、銀座の伊東屋でついに手に入れた。
たしかに、カランダッシュはどのボールペンよりもなめらかだが
それでも、完璧なすらすらではない。
そんなとき
映画クローズド・ノートで
沢尻エリカがドルチェビータ・ミニで大学の講義を
書いているのを見て
そういえば、大学のともだちでいつもパーカーの万年筆で
字を書いていた子がいたのを思い出した。
僕も万年筆が大好きで
いろんなものを万年筆で書いているけれど
日々の仕事に万年筆は使ってなかった。
考えてみれば
万年筆にさらさら度でかなう筆記具はない。
最初から、ボールペンじゃなく
万年筆で書けばいいんだ。
大学のともだちのように。沢尻エリカのように。
ただ、僕にはインクの色にものすごいこだわりがある。
ブルーはペリカンのロイヤル・ブルーでないと
貴賓ある透明感はでない
赤は、ラミーのレッドがすばらしい。
少しピンクを含んだ
アンダーラインだけじゃなく、文字を書くのにも適した色だ
日常のノートは黒が基本だが
真っ黒じゃいやだ
少し隠し色でグリーン、ブルーが混じる黒がいい
だけど、そんなインクがなかなかなくて
今日、トロントのいつもの文具屋で
店員に相談した。
黒人の彼女は
う~ん、雰囲気のあるブラックを探してるわけね
これはどう?
と、写真にある
自分の店オリジナルのインク
GRAPHITE BLACK
を出してくれた。
これが完璧に理想の黒
ドイツの工場に特別注文しているインクらしく
深い緑と、少しの青を含んだ
きちんとしたブラックインクだ。
万年筆はボールペンもすばらしいなら
とカランダッシュで探した。
カランダッシュは銀の軸でえんぴつ型のが有名だけど
それよりも、黒軸がいいので他のを出してもらうと
値段がたった$100
あまりに安くてこれはダメかと思ったら
ものすごい書き味で迷わず買った。
あまりに安かったので
店員がもう一本出してくれた
奥のペリカン$175も買ってしまった。
ペリカンの万年筆は
最初はポキポキとした硬い書き味が普通だ。
そして、しばらく使い込んでいると
あるとき、自分の書き癖にペン先が慣れ
突然、インクが泉のようにこんこんとあふれでる。
こうなるともう手放せない。
カランダッシュは最初からもう
力をいれずにどこまででも書けてしまう。
最初考えてた予算の半分くらいで
万年筆を二本も買えてしまったので
残りをバナナ・リパブリックのシャツに使った。
「マダム・すーしー」
はないよなあ
この人
世間で自分のことを
どう非難されているか
よく知っていて
この本にも自分はこう言われていると
何でも書いている
へーここまでわかってるのか
とある意味感心した
そこまで世論に敏感な小池さんが
「マダム・すーしー」
はあごがはずれた
あごがはずれたといえば
宇宙飛行士の向井千秋さんが
総理大臣とのTV会談(向井さんは宇宙から)で
何か一言
と言われ
「宙返り 何度も出来る 無重力」
「この下の句を募集します」
と言ったときも
シーンとなった総理官邸含め
僕のあごも
がーん
とはずれた
この本を買った理由
帯に
「女ヘンの二文字“嫉妬”を男ヘンに変えてほしい」
これは同感
嫉妬は男のほうがすごい
若く見られるのはいいことだろうけど
若すぎると問題である
レストランでのこと
コースを終えて
デザートに入るまえ
二人とも「ふ~」とお腹を押さえていると
「量、多かったですか~?」
とウェイトレスの女の子が
連れの女性に聞いた
「はい~」と二人とも返事をすると
次はこっちに向かって
「食べすぎたん~」
「・・・・・うん」
あのな
俺はおこちゃまか
どうみてもあんたよりは15歳は年上だし
しかも、初対面やっちゅうねん
俺は客だし
今日、吹雪だった
夕方に少し積もったけど
今は雨に変わっている
明日も寒くなりそうで
ハーフコートから
ロングコートに替えたほうがいいかもしれない
このロアルド・ダールの「キス・キス」は
ずっと絶版になってたのを古本屋で探してたんだけど
新しく出版されているのを
堂島アバンザのジュンク堂で見つけた
短編ではピカイチの本で
ほんとうにドキドキできます
お勧め